クロスカブ110で日帰りツーリングやキャンプを始めようとして、まず迷うのが「積載どうする問題」じゃないでしょうか。リアボックス1個でも2万円超え、サイドバッグまで揃えると気づけば数万円かかることも。「いきなりそんなに出すのはちょっと…」と感じるのは、すごく自然です。
私(ながまる)はクロスカブ110(JA10型・ファイティングレッド)で愛知から下道を走り、岐阜を中心に全国の穴場スポットを巡っています。今使っている積載グッズは、ぜんぶ合わせて約1万3千円。内訳はこんな感じです👇
| 装備 | 使用している商品 |
|---|---|
| リアボックス | リングスター ドカット D-4700 |
| ハンドル前バッグ | TANAX MFA-10 |
| サイドバッグ | ノーブランド品+aiNET マルチバッグサポート(左右セット) |
※本記事の価格は2026年4月時点の実勢価格です。最新の販売価格は各商品リンクからご確認ください。
正直、4点とも安物ですが、いまも問題なく使えています。本記事では「1万円台で揃うクロスカブ積載のリアル」を、誇張ナシでお話しします。JA10オーナー視点で書いていますが、JA45・JA60の方は装備の取付互換が異なる場合があるので、装備選びの考え方の参考としてどうぞ。
- クロスカブ110の積載を1万円台で揃える具体的な構成
- 安物グッズで実際にどこまで使えているか
- ドカット(工具箱)vs リアボックスの本音比較
結論:リア+ハンドル前+サイドの3点で1万3千円で完成
クロスカブ110で荷物を積むなら、3カ所が黄金ルートです。
- リア(後ろ):リアボックス or ドカット
- ハンドル前(ヘッドライト周辺):小型バッグ
- サイド(左右):サイドバッグ
ちなみに、本当はベトナムキャリア(レッグシールド前面に取り付けるフロントキャリア)も付けたかったんです。自分で普通のドライバーで取り付けようとしたんですが、粘りすぎてネジを舐めてしまい……。ホンダドリームに持ち込んで、片側はなんとか外してもらえたものの、もう片方は舐めすぎていてプロでも外せませんでした😭
「最初からホンダドリームに任せるか、ショックドライバーを使っていれば」というのが、ここでの教訓です。バイクのネジは硬く固着していることも多いので、無理せずプロに頼むか、専用工具を使うのが結局いちばん安く・早く・確実だと痛感しました。
代わりに、レッグシールドの内側にメッシュインナーラックを取り付けました。これがなかなかの優等生で、グローブやハンドタオル・ペットボトルがサッと出し入れできる。結果的に、ベトナムキャリアじゃなくて良かったかも、と思えるくらい気に入ってます🐻
ちなみに、商品名は購入から時間が経って記憶が曖昧になっていて、100%の特定はできていません。レッグシールド内側に6mm穴×2箇所を開けて取り付けるタイプの黒いメッシュバスケットで、アウトスタンディング社の「JA10/AA04専用 メッシュインナーラック」が最も近い商品です(同型品は他社からも販売されています)。レッグシールド前面への本格積載(ベトナムキャリア)は今後の宿題です。

この3点を押さえれば、日帰りツーリングはもちろん、ソロキャンプの荷物まで運べます。安物でもクロスカブの実用には十分。むしろ、自分の使い方が固まってから買い替えた方が、失敗が少ないと思います!
私の現在の構成は、合計わずか約13,000円。
| 装備 | 商品名 | 価格(参考) |
|---|---|---|
| リアボックス代用 | リングスター ドカット D-4700 | 約3,000円 |
| ハンドル前バッグ | TANAX モトフィズ MFA-10 | 約4,500円 |
| サイドバッグサポート(左右) | aiNET ワンプレース 23817 | 約3,500円 |
| サイドバッグ(左右セット) | ノーブランド | 約2,500円 |
| 合計 | 約13,000円 |
筆者の積載構成(写真付き)

ここからは、各装備を一つずつ実走目線でレビューしていきます。
①【リア】リングスター ドカット D-4700|工具箱でリアボックス代用は本当にアリか


「ドカット」というと、知らない人には何のこっちゃ、ですよね。これはホームセンターでよく見かけるプラスチック製の頑丈な工具箱のこと。本来はバイク用品ではないのですが、リアボックス代わりに使えるサイズ感が魅力です。
価格は約3,000円。市販のリアボックス(GIVI・SHADなど)が1.5〜3万円することを考えると、5分の1以下の値段で同じ役割を果たせます。

3,000円でリアボックスの代わり!?って思いますよね。実は意外と頼れるやつなんです。
- 3,000円台という圧倒的コスパ(リアボックスの1/5以下)
- 工具箱として作られた頑丈さ(ひび割れなし)
- 無骨な見た目がクロスカブとマッチ
- 蓋がフラットで上に荷物を乗せやすい
- 鍵なし(貴重品は入れられない)
- ワンタッチ着脱はできない(固定方法による)
私は自分なりの工夫で固定していますが、これは個人的なやり方であり、安全性を保証するものではありません。読者の方は、必ず正規のキャリアプレートと荷締めベルト(ROKストラップなど)を使ってください。落下事故は後続車を巻き込む大事故につながります。
②【ハンドル前】TANAX モトフィズ MFA-10|小型バッグの実力

TANAX(タナックス)は、原付二種ライダーに有名な日本のバイク用品メーカー。レザー調の上品なデザインで、カブ系のレトロな雰囲気にぴったり合います。
実は私、最初は「ツールバッグなんてシブすぎるかな?」と迷ったんですが、買って良かったと思える選択でした。
私が使っているのは「アメリカンツールバッグ3 MFA-10」。本来は名前の通りツールバッグですが、ベルトでどこにでも固定できるので、私はハンドル前(ヘッドライト周辺)に取り付けています。容量は2リットルとかなり小さめですが、装着場所を選ばないのが魅力で、シート上やサイドにも付けられます。
MFA-10に入れているもの
- 給油ボトル
- 充電ケーブル
TANAX MFA-10の良いところ・微妙なところ
| 良いところ | 微妙なところ |
|---|---|
| ブランドが信頼できる(TANAX) | 容量が小さい(メイン荷物用にはならない) |
| カブのレトロな世界観に合う | 価格は約4,500円とドカットの1.5倍 |
| 装着場所を選ばない(ハンドル前・シート上・サイドどこでも付けられる) | 大きい荷物には別途バッグが必要 |
③【サイド】aiNETサポート+ノーブランドサイドバッグ|両側運用の安定感


クロスカブにサイドバッグを付けるのは、思っていたよりシンプルでした。結束バンドなども活用して固定し、上からドカットで押さえるような形で安定させています。
クロスカブにサイドバッグを付けるには、まずサポートフレーム(バッグサポート)が必要です。これがないと、走行中の振動でバッグがリアタイヤに巻き込まれる危険があります。
私が使っているのは、aiNETの「ワンプレース マルチバッグサポート 23817」。左右セットで約3,500円とコスパが優れています。クロスカブ純正キャリアにボルトで固定する仕様です。
そして、その上にノーブランドのサイドバッグを左右1個ずつ。Amazonで「2個セット」として販売されていた、合成皮革の汎用サイドバッグです。
両側運用がおすすめな理由
- 左右の重さバランスが取れて安定走行
- 容量が単純に2倍
- 見た目もシンメトリーでカッコいい
- 2022年4月にAmazonで購入したノーブランドのサイドバッグを約3年使用
- 気になる点①:容量がやや少なめ
- 気になる点②:内側素材が経年で少し劣化していて、触れると手に汚れがつくのがネック
- これらの実体験から、次に買い替えるなら別の選択肢も検討中
サイドバッグに入れているもの
- レインウェア(左)
- 薄い防寒着や着替え(右)
正直、見た目は高級なDEGNERのレザーバッグに劣ります。でも「実用上問題ない」というのが本音。型番が分からないノーブランド品なので、本記事では商品リンクは貼りません。代わりに、サイドバッグの買い替え候補は、別記事「JA10対応サイドバッグおすすめ3選」にまとめています。
④積載の固定方法|ネット・ベルトの使い分け
積載グッズを揃えても、固定方法を間違えると荷物が落下します。これは大事故の原因。私が普段使っている固定具は2種類です。
1. ツーリングネット(軽い荷物向け)
クロスカブのリアキャリアに被せる、伸縮性のあるゴムネット。私が使っているのはTANAXの「ツーリングネットV」シリーズ。軽い荷物(ヘルメット・上着など)の一時固定や、細かい品の落下防止に便利です。
2. ゴムロープ(汎用)
二本足の伸縮性ゴムロープ。フックを引っ掛けるだけで使える。中程度の荷物・短時間の固定に。

1万円台の積載で1年走った今、次に買うならどれにするか?固定方法こそが事故防止の核心だと感じています。
まとめ|1万円台4点で見えてきたカブ積載のコツ
最後にお伝えしたいのは、「とにかく走り出すこと」です。
積載グッズで完璧を目指すと、いつまでも出発できません。私自身、最初は1万円台の安物4点でスタートしましたが、それで愛知から岐阜・長野・滋賀…色々な場所を巡れています。

「安物でも、自分のスタイルで使い続ければ立派なツーリングの相棒」これが乗り続けて学んだことです。
この記事のまとめ
- クロスカブ110の積載は1万円台で十分始められる
- リア・ハンドル前・サイドの3点が黄金ルート
- ドカットはリアボックスの優秀な代用
- サイドバッグは両側運用で走行安定
- リアボックス本格化を検討する場合は装備の組み合わせを別途検討
- 慣れたら買い替え候補を検討すればOK
次に走るなら、岐阜の山を抜けて
1万円台の積載でガッツリ走れるようになったら、次は走る場所。クロスカブで愛知から岐阜の穴場を巡るならこちら。
https://www.kabutabi.net/gifu-touring-anaba-7/
サイドバッグについて詳しく知りたい方はこちら。3年使った実体験を含めて3選を紹介しています。
https://www.kabutabi.net/ja10-side-bag-3/
カブたびの自己紹介はこちら。
https://www.kabutabi.net/hello/
今回紹介した4点セットを積んで、私はよく岐阜の山道や穴場スポットへ走りに行きます。クロスカブで気持ちよく走れる岐阜の穴場ツーリングコースは、こちらの記事にまとめました。
そして、もしこの記事を読んで「カブたびって何者?」と思った方は、ぜひ自己紹介もご覧ください。

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