「岩の中に神社がある」と言われて、すぐに絵が浮かぶでしょうか。
岐阜県関市下之保に、乳岩神社(ちいわじんじゃ)という小さな社があります。県道から細い道に入った先、切り立った岩壁の途中に、ぽっかりと口を開けた岩室。
2026年4月、クロスカブ110で行ってきました。写真はすべて現地で撮ったものです。
滞在は15分ほどで足りる規模ですが、いかにもな穴場で、秘境といった感じでした。
そして、ここはバイク向きの場所です。駐車場がなく、対向車とすれ違えないような細道でした。
岐阜のほかの穴場もまとめて探すなら、クロスカブで実走した岐阜ツーリング7選に一覧があります。
乳岩神社は、こんな場所です
乳岩神社は、岩壁のくぼみがそのままお社になっている、小さな神社です。
- 岩壁の中腹にある岩室が、そのままお社
- 天井から下がる乳房型の鍾乳石がご神体。岩全体が鍾乳石に覆われている
- 甘い匂いの雫が空腹の赤ん坊を救った「乳岩伝説」が残る
- 「乳房の病」に効能ありと伝わり、今も地元の方が年2回お祭りをしている
- 名古屋から下道で約2時間。参拝は自由で無料。ただし駐車場はなし
大きな社殿はなく、岩室に小さな木の祠が祀られています。石段を登って岩室を見て降りるまで、15分ほどで足ります。
ながまる短時間で寄れるので、近くのスポットとセットで組むのがおすすめです
乳岩神社の見どころ|岩室・鍾乳石・乳岩伝説
岩壁にぽっかり空いた岩室が、そのままお社

道路のわきの「乳岩神社」の入口。その奥に、苔むした石段。手すりをたどって登っていくと、岩壁の中腹にたどり着きます。
大きな社殿はありません。岩がえぐれてできた空間に、注連縄をかけた小さな木の祠が祀られています。

岩壁を見上げたときの感じは独特でした。うまく言えないのですが、パワースポットに来たなという気分になります。
ながまるまさに秘境、という感じの場所でした
天井から下がる、乳房型の鍾乳石

石段を登りきって顔を上げると、岩室の天井から丸い岩が下がっていました。これがご神体です。
名前を知ってから見たせいもあるかもしれません。それでも、たしかに乳岩っぽい形だなと思いました。
現地の案内板によると、この乳房型の岩は全体が鍾乳石に覆われているとのこと。ご神体が女性の乳房に似ていることから、母乳の出ない人がお祈りをすると乳が出るようになる、という言い伝えが残っています。
ながまるたしかに乳岩といった見た目でした!
甘い匂いの雫が赤ん坊を救った「乳岩伝説」
その昔、この岩から落ちる甘い匂いの水滴が、空腹の赤ん坊を救ったのだそうです。これが「乳岩伝説」と呼ばれています。この伝説を4コマ漫画にしてみました。

「乳房の病」に効能ありと伝わり、乳の出が悪い人や、逆に出すぎる人も参拝に訪れるとのこと。地元の方の手で、年に2回お祭りも行われているそうです。
雫を受けるバケツと柄杓

岩室の足元には、青いバケツが置いてありました。布をかぶせて雫を受けていて、そばに柄杓が添えてあります。
飲めるかどうかはわからなかったので、見るだけにしときました。飲むなら煮沸したほうが安心かな、というのが正直なところです。
ながまる本当に甘い香りがするのかな?
2026年4月の訪問記|駐車場のない神社に、カブで行ってみて
この細さは、カブだと気楽でした

県道80号から神社へ向かう道は、途中からぐっと細くなります。片側は岩壁、反対側は谷。舗装はされていますが、落ち葉が積もっていました。
車だと、対向車が来たときに困ります。実際、日本平成村のサイトにも「対向車とすれ違えないような細道」と注意書きがあります。
その点、クロスカブ110なら気楽です。道幅で不安になる場面はなく、路肩に寄せるのもすぐでした。
バイクだから停められた、とも言えます

乳岩神社に駐車場はありません。それでもバイクは気軽です。石段の脇が少し広くなっていたので、迷わずそこに寄せました。
自分が車を運転していたら、ここに停めるのは難しそうだなと思います。
岐阜7選の記事にも書いたとおり、車なら少し手前の開けたところに停めて、歩いて向かうのが安心だと思います。日本平成村のサイトでも、轡野方面と川辺町方面の分岐から徒歩10分ほどと案内されていました。
ながまる原付二種の身軽さが、こういう場所でいちばん効いてきますね
乳岩神社の基本情報
| 名称 | 乳岩神社(ちいわじんじゃ) |
| 所在地 | 岐阜県関市下之保轡野 |
| 参拝 | 自由参拝 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | なし |
| バイクで行けるところ | 石段の下まで(社は石段を登った岩室の中) |
| 滞在時間の目安 | 約15分 |
- 駐車場はありません
- 対向車とすれ違えない細道を進みます
- 石段は苔むしていて、雨の後は滑りやすいです
- トイレ・自販機はありません(道の駅平成で済ませておくと安心)
アクセス|名古屋から下道で約2時間
名古屋から下道で約2時間です(Googleマップ実測・国道41号経由)。
道の駅平成からは約10分(Googleマップ実測)。
トイレも自販機もない場所なので、道の駅平成に寄ってから向かうと安心ですね。
乳岩神社(Google Maps)
よくある質問
Q1. 駐車場はありますか?
ありません。私はバイクだったので、石段の脇の路肩に寄せて停めました。車の場合は少し手前の開けた場所に停めて、歩いて向かったほうが良いかと思います。
Q2. 車でも行けますか?
道自体は舗装されていますが、対向車とすれ違えないほど細い区間があります。日本平成村のサイトにも「対向車とすれ違えないような細道を進むことになりますので、訪問の際はお気をつけください」と注意書きがあります。
Q3. バイクはどこまで入れますか?
石段の下までは舗装路です。そこから先は石段を歩いて登ります。(石段は少しだけです)
Q4. 鍾乳石から落ちる雫は飲めますか?
飲めるかどうかは、案内板にも観光サイトにも書かれていません。柄杓は置いてありますが、私は口をつけませんでした。
Q5. トイレや自販機はありますか?
どちらもありません。約10分の道の駅平成で済ませておくのが安心です。
Q6. どのくらい時間がかかりますか?
石段を登って岩室を見て降りるまで、15分ほどで足ります。
モデルコース|関エリア
名古屋から下道で約2時間走ると、関市下之保のエリアに入ります。3スポットはこの中に固まっています。
まとめ|細い道の先にある、15分の穴場
乳岩神社は、岩壁の岩室がそのままお社になった、小さな神社でした。
- 岩の天井から下がる乳房型の鍾乳石がご神体
- 甘い匂いの雫が赤ん坊を救った「乳岩伝説」が残る
- 駐車場はなく、すれ違えない細道の先にある
- 名古屋から下道で約2時間/滞在の目安は15分
すごく穴場感があるオススメスポットです!
道の駅平成や日龍峯寺と合わせれば、半日のコースになります。バイクで関市を走る予定があるなら訪れてみてはいかがでしょうか🛵
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